ザッピング・ライフ

超仙人系男子が綴る、新しい地球の歩き方。

なんにもない街×可能性のある街(後編)

そんな生活に慣れてしまって、最近、仕事の関係で秋田県に行く機会があった。

私は秋田に行くのは初めてだった。

 

空港に降り、飛行機から出た瞬間、

明らかな都会と秋田の違いを感じた。

「空気がおいしい」

周りには何もなく、遠くを見渡すと山ばかり。

道路はどこまで続いていくのだろうかというほどの一本道が続いていた。

 

最初のコンビニを見つけるまでに少し時間がかかった。

次にコンビニがいつ見つかるか分からないのですぐに寄ってお昼ご飯のおにぎりを買い目的地へと向かった。

 

地元の人は口を揃えて言う。

「秋田にはなんにもない。」

 

それを聞いて私は妙に納得していた。

その街は私が早く出たいと思っていた地元の田舎街とよく似ていたからだ。

 

実際に秋田は消滅予定都市第一位らしい。

自殺率一位、婚姻率一位、人口減少率一位、、、

その他ワースト記録をたくさん持っているようだ。

 

誰もが諦めそうなこの街を世界中で1番重要な都市にしようとしている人がいた。

nTech創始者Noh Jesuだ。

 

彼はその日の講演でこう言っていた。

「秋田をアジアのフィレンツェにする。」

 

フィレンツェはイタリアの都市で、かつてルネッサンスという新しい文化が隆盛したときの中心地だ。この都市が中心となって新しい時代は創られていった。

 

そのフィレンツェと同じように秋田は新しい時代を創る中心地となる。

 

なぜならば、、、と語る彼の言葉には揺るぎない確信と溢れるほどの意志を感じた。

 

なんにもない街は可能性のある街だ。

力強い規定が私たちの未来をつくっていく。

 

物事はどこから観るかによっていかようにも変えられるのだと感じた。

そして、どれだけ沢山のことを今まで、小さく小さく制限した中で観てきたのかという事も同時に感じた。

 

山口の田舎街に回顧する私を乗せて、秋田発の飛行機は飛び立った。